株式会社 スムースリンク

肉を軟化させるのに、パイナップルやマンゴーなどのスライスを使うことは良く知られており、工業的にはそれらから抽出精製した酵素を用いますが、強力すぎて肉が液状になったり、反応を止めるのに高温処理をするためオフフレーバーが発生したりと使用は難しいといわれています。

KFPE は 長年の研究に基づく限外濾過とフリーズドライ製法により、 マイルドプラントプロテアーゼと呼ばれるアクチニジンを含む成分をグリーンキウイフルーツから抽出したもので、行程中、化学的な処理は一切行わない 全くの自然な抽出物です。

●　肉に対するKFPEによる軟化処理には次のような利点があります。

　1.　酵素活性の標準化：プロテーアーゼ活性を規格化し、常に一定した効果が得られる

　2.　低温活性域　2～38℃：冷蔵下で反応するため、微生物汚染の心配がなく衛生的、

　　　さらに失活に高温を必要としないため、オフフレーバーが発生しない

　3.　基質特異性：硬さのもとになる筋原線維などを選択的に分解する、対象部位が

　　　溶解されると反応を停止するので過剰分解がない

製品はオーストラリアのIngredients Resources社が世界に向けて供給しており、日本初デビュー

となります。

日本ではアプリケーション開発・提案に定評があるユニテックフーズ株式会社から販売されています。